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更新日 2010-05-03

社会人講師による授業(バイオテクノロジー科2年生対象)

平成21年2月4日(水)4〜6校時、バイオテクノロジー科植物バイオコースの2年生を対象に群馬県農業技術センターの櫛川 聡さんをお招きし、ブルーベリーに関する実験・実習を行いました。内容は以下のとおりです。
・群馬県におけるバイオテクノロジーの実際(プレゼンテーションソフトを使っての講義:写真1)
・ブルーベリーの継代培養(ゼアチンが添加された培地で形成された多芽体の分割継代培養:写真2・3)
・ブルーベリー花粉と花粉管伸長を観察
・継代の済んだブルーベリーを挿し木用土に植え出し(写真:4)

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平成20年11月10日(月)3〜4校時、バイオテクノロジー科食品バイオコースの2年生を対象に群馬県林業試験場の松本 哲夫さんをお招きし、キノコの分類や生態、特に野生キノコについての講義が行われました。
 
キノコは昔植物として分類されていたという話や、キノコには色々な形や色が有り色が派手だから必ず毒キノコではないなど、実物の写真を映しながら説明したいただきました。また、群馬県におけるキノコ栽培ではどのようなキノコがどの位生産されているのかなども説明して頂きました。特に群馬県はシイタケの栽培が盛んで、国内で1番か2番とのことでした。
 
午後は、実物のキノコ乾燥標本を使い胞子の顕微鏡観察を行い、胞子はただ丸いのではなく六角形や五角形、とげとげした物や色のついた物など肉眼では見えないけれどもキノコによってそれぞれ違うことがわかりました。胞子からキノコを判別することも可能であるとのことでした。
 
普段スーパーなどでしかキノコを見ない生徒たちは、人工栽培されたキノコと野生キノコの形態の違いや、市場にはあまり流通しないが食用として非常に美味しいキノコが有ることを知り興味深く講義を聞いていた様子でした。

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